Marantz PM5005とデジアンFX-202Jを比較

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アナログアンプ買っちゃたよー!
前々からデジタルアンプとアナログアンプ、音がどう違うか聞き比べたいなあと思ってたんすよ。

購入したのは「Marantz PM5005」という、Marantz製アンプの中では一番下のクラスのもの。

どのメーカーもこういったエントリーモデルは大体2万円ちょっとで売られているみたい。
DENONやパイオニアのも評価が高くて迷ったけど、個人的に憧れのあったMarantzをチョイスしてみました。

というわけでさっそく手持ちのデジアン「FX-202J」と聴き比べていくぞ!

PM5005のファーストインプレッション

外観

美しい…
この重厚感とアルミ削り出しの美しいボディ。
実売価格2万円とは思えない高級感があって、所有欲が満たされる。
まだ音を出してないのに、すでに買って良かったとまで思えてしまう。

幅・奥行きが共に40cm近くあるから出窓に設置するとかなりギリギリになってしまうけど、まあしょうがないかな。

音出し

すごい綺麗な音がする!
音を出してすぐわかるくらいに、綺麗な音がしてびっくり。
特にボーカル、ピアノ、管楽器の音がとても美しい。
生々しくてリアリティある音が心地よく、メインの楽器やボーカルが他の楽器よりも前に押し出されているため聴きごたえがある。

たいして低音は…
これはなんというか…、中々ひどいw
ベース音はまだ聴けるんだけど、ドラムのアタック音が壊滅的にへぼい。
例えるならスマホのスピーカーで音を出した時のような、スカスカな低音。
曲にもよるけど、ロックを流すとボーカルとギターの音は綺麗なのに低音が出てないのが変なバランスで、逆に面白くもある。

FX-202JとPM5005の比較

※FX202Jのレビューはこちら↓

次に、格安デジタルアンプのFX202Jを繋いで聴いてみた。
PM5005の低音がひどかったので、低音は今まで使っていたFX202Jの方が良く出ているのかと思いきや、
実際に比べてみるとそこまで変わらなかった。
FX202Jはどの帯域もバランスよくなっているイメージで、良く言えばバランスが良い、悪く言えば無個性だと感じた。

対してPM5005は、中音~高音の美しさが際立っているので、曲を選ぶものの聴いていてとても楽しい。
ジャズ、特にボーカルものはとても美しい音がして最高だった。

解像度はどちらも変わらない気がした。
こっちで聞こえている音があっちでは聴こえないとかもないし、
どちらもノイズはなく、クリアな音がしている。
その点5000円で購入できたFX202Jのコスパは素晴らしい。

実際に聴き比べたけど、よく言われる「デジタル臭さ」なんてのは正直よくわからなかった。
どちらも音量を上げても綺麗に音が鳴るし、どっちも楽しく聴ける。
この辺はもっとハイレベルなアンプ同士で比べないと分かり辛い部分なのかも?

PM5005とFX202J、どっちが良かった?

断然PM5005が好きだ。
正直低音がスカスカすぎて、ロックは聴けたもんじゃないというのが第一印象だった。
ベース音は量そこそこ締まった音で聞こえるし、イコライザでBassを上げれば量は増やせるので我慢できるんだけど、ドラムのアタック音が弱いのが致命的。
このせいで迫力のある曲を聴くとどうしてもしっくりこないのだ。

でも中~高音域が美しく、低音の弱さを補うほどの魅力を感じられた。
例えば、Chet Bakerの『Sings』は元の録音が悪いのかトランペットの音が古臭~い音で聴こえてたんだけど
PM5005で聴くとやたらと生々しく美しくなり、さらにトランペットと歌声が他の楽器よりも前に出てくるので、とても聴きごたえがある。

こんな感じで、ジャズみたいな生楽器が使われるような曲だとその傾向が顕著になるらしく、美しい音が流れてくる。

PM5005を1週間聴いてみた感想

PM5005が届いてから1週間が経過した。
耳が慣れてきたおかげで、ロックを聴いても違和感を覚えなくなってきた。
低音は相変わらずスカスカで迫力に欠けるけど、まあこれはこれで全然聴けちゃうというか。
慣れってすごいなあw

それよりもやっぱり、音が綺麗なのが素晴らしい。
トランペットやサックス、アコースティックギターやボーカルの歌声、ハーモニカ、ドラムのシンバル音。
まだまだあるけど、FX202Jと比べるとこれらの生々しさといったらもう!

おかげで毎日の音楽ライフがとても充実している。
もはや低音の不満なんてどうでもよくなった。
というより、個性として受け止められるようになった。
低音は弱いけど、でも一生懸命出そうと頑張ってるんだよ。
その分美しい音色を出してくれるんだからいいじゃない、と。

こう思うようになってから、このアンプを愛おしく感じるようになった。
そう、このアンプは女性なのだ。
美しい音が自慢の彼女。
ぼくは彼女の歌声に魅了されている。
控えめな性格なようで、迫力のある曲は苦手なようだ。
だけど、そこがまた愛らしい。
なぜなら彼女の長所も欠点も、ぼくだけが知っているのだから…。

「おまえは相変わらず低音弱いなあ(笑)」
「ごめんね、あたし大きな音出すのが苦手で…」
「ううん、いいんだよ。代わりに綺麗な音を出してくれるだろ」
「ありがとう。わたし、これくらいしか取り柄がないけど、一生懸命頑張るね!
こんなわたしだけど、これからも聴いてくれると嬉しいな…」
「もちろん、いつまでも見守ってるよ。」

…まるでこんな会話をしているような気分になってくる。

おまけ:電源コードについて

電源コードは壁のとこに直で繋ぐのが良いって聞いたんだけど、置いた場所からだと届かないんすよ…。
だから延長コードで引っ張ってるんだけど、これがあんまよくないらしい。
一応気を使って、たこ足じゃなく差込口が1個しかない、純粋な延長コードを買って使ってるんだけど、どうなんだろう。
ネットで見るとアンプの電源には気を使えって書いてあったし、特に電源がいいと音に迫力が増すなんて書いてあったからすごい気になってる。

電源コードもアホみたいに高いものがちらほらあるけど、これを変えたら音が変わったりするのだろうか…?
これもいつか検証してみたいなあ。

 

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